ワイヤーソーとは、切断対象物にダイヤモンドワイヤーを環状に巻きつけ高速循環させる事で対象物を切断する工法です。
大型コンクリート構造物(鉄筋ビル丸ごとなど!)の切断が容易にでき、
しかも騒音・振動・粉じんの発生が少なく、公害規制の厳しい場所にも適した画期的な新工法です。
ワイヤーソーの構造は、ワイヤーロープに切削用ダイヤモンド砥粒とブロンズやタングステンと混合し、
焼結したビーズ(切削材料)を一定間隔、数珠状にワイヤーに通して固定し、結合したものです。
中間部はスプリングやナイロン、ゴム系の特殊樹脂などを装着しています。
◆切断対象物にワイヤーを通せれば切断が可能
ワイヤーを対象物に巻きつけることさえできれば、あらゆる構造物の切断が可能です。
橋梁やダムなどの大きなコンクリートから、煙突や地中基礎などのいびつな形状のコンクリートも切断できます。
鉄筋コンクリート以外にも鉄骨、大理石、レンガなど、あらゆる構造物の切断が可能です。